あとは切手を、一枚貼るだけ
5e9e936b5157620fa9172518

あとは切手を、一枚貼るだけ

¥1,760 税込

送料についてはこちら

SOLD OUT

著:小川洋子・堀江敏幸 版元:中央公論新社 P288 四六判上製 2019年6月刊 装丁:田中久子 カバー作品:大竹利絵子「Dance」 かつて愛し合い、今は離ればなれとなった「私」と「ぼく」。二人の作家が、往復書簡の形でそれぞれの声を綴り、物語が紡がれる。十四通の手紙には、二人だけが知る哀しい秘密が編み込まれており、二人を隔てることになった出来事が次第に明らかになっていく。二人の声は、別の作者が書いているにもかかわらず、同じ秘密を抱えるものの親密さで溶け合っていく。読み始めの頃に感じたわずかな声の差異はいつしか消え去り、さいごには言葉の存在すら消え、ことりのくちばしからもれるかすかな音を聴いているだけのような気がしてくる。