


著:谷川俊太郎 版元:スイッチ・パブリッシング P96 四六判 2019年4月刊
装丁:宮古美智代 装画:ヤマグチカヨ 編集:川口恵子
通り過ぎていくのは私の知らない人たちだが、その一人一人に同じ人間、もしくは生きものとしての親近感を感じて、私は勝手に名前をつけ、その人たちの生活の断片を想像してみたりする
――――谷川俊太郎(あとがきより)
総勢60名以上の人物が登場し、交差するどこか奇妙な「日常」の姿を詩にうつしとる。谷川さんの新作書き下ろし詩集です。そこには、知っている誰かがいるかもしれません。