おやときどきこども
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おやときどきこども

¥1,760 税込

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著:鳥羽和久 版元:ナナロク社 P272 四六判並製 2020年6月刊 ブックデザイン:鈴木千佳子 DTP:小林正人(OICHOC) 校正:牟田都子 編集:川口恵子 福岡で小中高生たち約160人が学ぶ教室「唐人町寺子屋」を開校して20年、いろんな親子と接してきた著者が、現代の親子が抱えるさまざまな問題を真摯な言葉で綴る。鳥羽さんはなんて真面目な人なんだろう、と思いながら読んだ。子どもはひとりひとりがすべて違う人間で、違う資質を持ち、違う環境を持ち、違う希望を持っている。そのひとりひとりを幾人も指導するのは、とても大変なことだろう。しかし、私が受けてきた教育の現場では、その「違い」はあまり重要視されずに、あるいはされないどころかないがしろにされていたように思う。鳥羽さんはおそらく、その「違い」こそを大切にしている。個別の人間として子どもと向き合い、一緒に悩み、考える。本気で一緒に悩んでくれる大人を味方に持つ子どもは運がいい。でも、ほんとうは運でなく、すべての子どもにそういう大人が必要だ。それは親でなくともいい。塾の先生でも、学校の先生でも、近所のおばさんでもいい。だから、この本を誰もが読んでほしい、と思った。