心は孤独な狩人
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心は孤独な狩人

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著:カーソン・マッカラーズ 訳:村上春樹 版元:新潮社 P398 四六判変型 2020年8月刊 装丁:新潮社装丁室 フィッツジェラルドやサリンジャーと並ぶ愛読書として、村上春樹がとっておきにしていた古典的名作、新訳で復活。 1930年代末、アメリカ南部の町のカフェに聾唖の男が現れる。彼は悲しみをたたえているように見える。大不況、経済格差、黒人差別……カフェに集まる人々も、みな問題を抱えている。話せない男は、人々の苦しみや悲しみを静かに淡々と受け止めていく。80年ほど前の小説なのに、まったく古さを感じなかった。彼らの抱える問題が現在でも厳然とあるからだろうか。人種差別は表面上は非難の対象となったが、いまだにあからさまにある。経済格差もひろがっている。どこの国にも不況の影がしのびよっている。いまこそ必要な物語かもしれない。著者の魂が、どの登場人物にも宿っていた。みな、悲しく、温かい。長い小説なのに、一気に読み終えた。23才でこの小説を書いたそうで、そのことに心底驚いた。何度も読み返す1冊になるだろう。