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夜が明ける

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編著:西加奈子 版元:新潮社 P414 四六変型判上製 2021年10月刊 ブックデザイン:鈴木成一デザイン室 装画:西加奈子 装画撮影:山崎智世 語り手の「俺」と、母親にネグレクトされていた吃音のアキは15歳で出会う。普通の家庭で育った「俺」とアキは、何の共通点もないのに親友とも言えるような間柄になる。後に「俺」の家庭環境は一変し……。彼らが33歳になるまでの友情と人生を描きながら、同時に、貧困・虐待・過重労働といった、現在の日本社会に確実に存在している問題を顕わにする。「にんげんがにんげんをやるのはさみしい」物語の合間に、つたない言葉で綴られた日記がはさまれる。体の中で心が叫んでいるような言葉で。「俺」やアキの背後には同じような思いを抱えた人たちがたくさんいる。この物語を、彼らの悲しみや怒りやさみしさから、遠く離れている人に読んでほしいと願った。彼らには助けを求める権利がある。そして、彼らには、闇だけでなく光もあるのだということを知って欲しい。

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