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やまなみ

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写真・文:川内倫子 版元:信陽堂 P104 A4変形判(285ミリ×210ミリ)かがり上製背クロス巻ドイツ装 2022年2月 デザイン:須山悠里 翻訳:マルティーナ・ディエゴ 校正:猪熊良子 編集:信陽堂編集室 *カバーは2種類ございますが、ご指定はお受けしておりませんのでご了承ください。 写真家・川内倫子は、滋賀県にある〈やまなみ工房〉という障害者多機能型事業所に通いつづけ、3年の歳月をかけて写真集を完成させた。工房は緑豊かな地区にあるようで、思わず深呼吸をしてしまうような場所に見える。写真は、〈やまなみ工房〉がどのような場所であるかを説明するためのものではない。ひとりの写真家の視線の先にあるものを、私たちがそれぞれの感覚でうけとめ、思考すればよい。何度頁を繰っても、なぜか感情の波が押し寄せてくる部分がある。大勢の人たちが色とりどりの風船を空に飛ばしている数枚の写真。人々が手を離すと、風船は徐々に上がっていく。嬉しそうに笑う人、真剣に空を見上げる人、そのまま手を上げ続けている人、それぞれの表情が見える。最後に風船が空に吸い込まれていくのを見ながら、無性に誰かを抱きしめたい衝動をおぼえ次の頁へと進むと、利用者だろうか、工房の前でしっかりと抱き合うふたりの写真が現れる。魔法みたいだ、と思った。