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ラーメンカレー

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著者:滝口悠生 版元:文藝春秋 P264 四六判上製 2023年2月刊 装画:カチナツミ 装丁:大久保明子 「すべての出会いは運命的だ」 ー言葉と記憶があふれだす、旅の連作短編集ー 35歳、9月。ロンドンで高校の同級生けり子の結婚式に参加した、仁と茜の夫婦は、茜の古い友達を訪ねてペルージャまで足を延ばす。そして窓目くんは、結婚式でシルヴィに出会ってしまったのだった。滝口さんの小説を何冊か読んだことがある人ならば、「窓目くん、久しぶりだね」という気持ちになるだろう。旅の連作短編集だが、前半は、仁と茜の旅の記録、後半は窓目くんの手記となっている。旧友に会うような気持ちで読み進んだ。人が移動をするとき、新しく目にするものと同時に、記憶の海の中も見ている。だからきっと同じものを見ていても、見えるものは違うだろう。この小説を読む人たちも、旅をするような気持ちで読み、それぞれの記憶があふれ出すのではないだろうか。

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