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戦中派と缶チューハイーアサイラム公園の夏ー

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著:タケダ2000GT 版元: 虹霓社 P178 B6判並製 2026年5月刊 装丁・挿画:戸倉弘一朗  著者は福岡在住のシンガーソングライター。京都・古書善行堂店主の山本善行にその歌詞を「現代詩を読むよう」と評されたタケダが自身の同名楽曲を自ら小説化した一冊。著者にエールを送る6名の巻末エッセイを同時収録(橙書店・田尻も寄稿いたしました)。2012年、夏。「無職自由」の梅田ヤスフミが酒を抱えて日参する公園を舞台に、そこに集うはみ出し者たちの姿を描く。公園は、まるで避難所みたいだ。世間からはじかれた人びとはその公園では自分自身でいられるし、イチョウの木をぐるりと囲むように設置された丸いベンチには、寝っ転がることだってできる。昔はよくあった公園の光景だが、いまでは意地悪な排除ベンチに置き換わっているところが多い。この本を読めば、まだ猥雑さと優しさを見せていた頃の町の姿がよみがえってくるだろう。 <寄稿エッセイ> 青空大学、中退/荻原魚雷(ライター) 『避難所』/田尻久子(橙書店店主) 家出という自由/南陀楼綾繁(ライター) そんな些細な出来事こそ─光り輝くはずだった未来の/西口徹(編集者) お酒を吞まなくてもいい夜/蓑田沙希(古本と肴マーブル店主) タケダ2000GTの詩と小説/山本善行(古書善行堂店主)

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