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ふたりたち

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著:南 阿沙美 版元:左右社 P204 四六判並製 2022年11月刊 装丁:名久井直子 「自分はひとりだなあ、という人が、さみしくならないような本を作りたかった」と写真家の南さんは語る。写真と文章で紡がれたのは、12通りの「ふたりたち」の物語。撮影中の南さんは、なんだか空気のような存在に見える。何かを聞きだそうとか、真実を映し出そう、とか大仰なことも考えていないだろう。だから、彼女の写真には言語化できない「よきもの」が写っており、被写体からは素の言葉がこぼれだしている。自分ってこんな顔するんだなあ、と撮られた写真を見て思った末期癌患者のやまさんは、もういない。彼女は「写真って、生き方を肯定してくれたりもするんだねー……」とも言った。この本に登場する、世間で言うところの「普通」からは少しはみだしているかもしれない人々も、みな確かに肯定されている。

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