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猫はしっぽでしゃべる

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1,540円

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著:田尻久子 版元:ナナロク社 P192 四六判上製 2018年5月刊 装丁:名久井直子  DTP:大倉真一郎 装画:坂本千明 編集:川口恵子 挟み込み冊子「橙書店・田尻久子さんに寄せて」 【寄稿】伊藤比呂美(詩人)、川内倫子(写真家)、 坂口恭平(作家)、渡辺京二(思想史家・評論家) 熊本の〈小さくて不便な本屋〉橙書店。 店主・田尻久子がそこにつどう人々や、めぐる記憶、本に思いを巡らせて書きました。本と猫と記憶にまつわる初めてのエッセイ集です。自分の書いたものが本になるなど想像もしていなかった頃に、編集者の川口さんに本をつくりたいと言っていただき、私が書いた文章を読みたい人がいるのだろうかと不安になりながらぽつぽつと書きました。書いている間に、熊本地震があり、店を引越し……といろいろなことがあり、書くのに思いのほか時間がかかってしまいましたが、書かなければ記憶からこぼれ落ちてしまったことがあるに違いなく、書いてよかったといまさらながら思います。 ※重版できました。 巻末に、本書でとりあげたお薦め本の書籍リスト付き。

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