著:石亀泰郎 版元:夏葉社 P120 新書判上製 2017年12月刊
装丁:櫻井久
松田道雄著『定本 育児の百科』など多くの書籍に写真を寄せている著者のデビュー作の復刊。オリジナル版は1965年に「こども部屋社」という出版社から刊行されているそうです。本書は若き日の石亀さんがふたりの息子たちを写した、数年間の記録。昭和の小さな家のなかで、子どもたちが笑い、泣き、遊び、少しずつ成長していく姿に、自分の子どもの姿を重ねる人もいれば、自分の幼少時代の思い出がよみがえる人もいるでしょう。写真集だけれど、掌にそっと載せられる小さな本。贈り物にもよいです。