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窓辺のこと

1,980円

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著:石田千 版元:港の人 P272 四六判並製 2019年12月刊 装画・絵:牧野伊三夫 装丁:有山達也、山本祐衣 著者が2018年の1年間、「共同通信」に連載した作品を中心に、その1年に雑誌に発表したエッセイをまとめてある。50歳になった著者が、暮らしの中で丁寧にすいくいあげた、ことやものや気持ち。さみしいことも楽しいことも、悲しいこともある。  一月吉日、猫のめし碗の、使い初め。  お茶碗は、米のとぎ水で煮てから使うのよ。  教えてくれたのは、おばあさんだった。  しろ水が沸き、めし碗はかたかた鳴る。  じつは、十五年もまえから持っていた。(本文より) 日々は、ひとつもないがしろにできないのだな、そう思いながらゆっくりとゆっくりと咀嚼しながら読む。寄り添う挿し絵も楽しみながら。

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