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SOLD OUT
著:武田百合子 版元:中央公論新社 P208 四六判上製 2019年11月刊
装丁:中央公論新社デザイン室
写真:武田花
「可愛らしいと同時に百合子さんは暴力的なまでに知的だ」と作家の金井美恵子は言う。遺された数少ない対談に加え、自作『富士日記』について岸田今日子に語ったラジオ番組も初収録されている。対談相手は、深沢七郎、金井久美子と金井美恵子、吉行淳之介、岸田今日子。多くの人がそうだろうが、武田百合子が大好きだ。文章はもちろん、その顔や行動、佇まいまでふくめて(もちろん会ったことはない)。まるでアイドルのような存在なのかもしれない、本好きにとっては。