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奥歯を噛みしめる 詩がうまれるとき

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著:キム・ソヨン 監訳:姜信子 訳:奥歯翻訳委員会 版元:かたばみ書房 P232 四六判並製 2023年11刊 ブックデザイン:恵比寿屋 応答エッセイ:三角みづ紀  母について書くうちに、心の中の傷跡を、もう「傷」だとは思わなくなったという一文を読み、傷は触れると痛いけど、痕跡をうまくたどればひらけた場所に出る場合もありますよね、と詩人キム・ソヨンに伝えたくなる。応答したくなったのは、彼女が傷を隠さず、痛みによりそい、何かに耐えるときもそこから詩を生み出しているから。本作は詩集ではなくエッセイ集だが、読んだ人はきっとキム・ソヨンの詩集も開きたくなるだろう。翻訳は「奥歯翻訳委員会」。メンバーは一年あまりの間、月に一回集まり、持ち寄った訳稿を検討したという。読むことで、本に携わったすべての人々と語り合える気がする。

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